(今日は中級〜上級者さん向けにブログを書くつもりがこの回を飛ばしてはかけないことに気づきました笑)
リスニングの大前提として知っておくべきことをまとめました。
今日の内容はヒンディー語のみならず、あらゆる外国語学習に通用することです。
でも、なぜか誰も教えてくれません。
当たり前すぎて誰も取り上げてくれないが故に、誰も気づいていません。
今日の内容を知っておくだけで無駄にがっかりする必要がなくなります。
目次
リスニング習得にはステップがある
時々、いきなり身近のインド人同士の会話を聞いて「まだ全然聞こえない」とがっかりする方がいらっしゃいますが、リスニングの習得はステップがあるので、がっかりする必要は全くありません!!!!!
ステップ1、一人で発音できる
これ、馬鹿になりません。でも意識しないと忘れます。
文法学習をしていると日本語から外国語への翻訳が中心になりがちです。
パズルのように言葉を並べて終わり。
それでは口が慣れません。そして当然、話せません。
外国語はプログラミングの言語と違って、音無しでは会話はできません。
また、「話せる速さは聞こえる速さ」と言います。
まさにその通りなので、可能なら映画かCMか何かスクリプトがあるものを見ながら発音してみて、その直後に音声を聞いてみてください。
どんなに初心者でも聞こえます。
ステップ2、一対一での会話を理解できる(最初は〜から)
・自分の話だけを聞いてもらえる
・一人のいうことだけを理解すればいい
ので比較的簡単。
特に最初のうちは自分が会話のスタート権を握る。
自分主導のトピックへのレスポンスは理解しやすい。
時々、「聞いたところで返しが聞き取れません」という方がいらっしゃいます。
最初は「YES」/「NO」のどちらかで答えてもらえる質問をしましょう。
例えば、
「チキンカレーが好きですか?」と質問したら
「YES」/「NO」のどちらかがまず聞けます
でも
「好きな食べ物は何ですか?」と質問したら自分の知らない答えが返ってくるかもしれません。
もちろん、そんなのばっかり考えてたら会話が楽しめん!と思うかもしれません
でも一人でいる間にYes/Noリストを脳内でだけでも良いので作ってみるとさっと出てきます
3回意識してできたら4回目からは自然にできます(割と本当です。)
ステップ3、複数人で会話ができる
複数人の会話は応用です。
でも慣れるにはコツがあります。
1、可能なら自分から話を切り出す
2、「WHY」(ヒンディー語ならKyon)をたくさん使う笑
素直に疑問を感じたところもそうですが、よく理解できなかったところもとりあえずこれをいえば改めて噛み砕いて説明してくれる。
最初はアホみたいに感じることもありますが、会話が楽しめるようになるので良いのです。
ステップ4、映画やCMなどが理解できる
女優、俳優さんの話す言葉はハキハキしてます
特に男性の話は聞きやすい。どこの国でも共通してるように思えるのですが、女性は話し方が早くなりがち。
最初は女性の言っていることだけ聞き取りできなくてもあまり気にしないで良い。
ステップ5、一般の外国人(インド人)同士の会話が理解できるようになる
ここでやっと一般の外国人(インド人)同士の話を聞けるようになります。
最初はもちろん全部は聞き取れません、
何人でもそうですが一般の人の話し方はボソボソ聞こえます。
ましてや、自分が入っていない輪の話は難しい。
YouTubeなんかでもよくわかります。
「一人で何かを説明してくれる動画」は私たち視聴者に話しかけることを意識してくれているので比較的はっきりゆっくりで聞きやすい。
でも一般の外国人(インド人)同士の会話などは本当に早いしボソボソ。笑
でも、このステップがあることを知っておくだけで、聞こえることがかなり多くなります。
最後に
振り返ってみていかがですか?
「自分はこんなところを見逃していたな」というステップがあればぜひほんの少し実践してみてください。
次回、話せるようになるステップ。についてもまとめます。