私は5年間の学生中、実にいろいろなアルバイトをしました。
ヒンディー語専攻だったからと言ってインド料理屋さんだけで働いていたわけではないです
これを書いてる今(2020/06)はコロナ騒動がやや落ち着きだしたよう。新入生の皆さんでアルバイト探しを考え出した人の参考になれば嬉しいです。
今日は私の経験したアルバイトを少しずつ紹介します
目次
温泉のレストラン(キッチン)
(時期)
1年生夏~2年生夏くらい
(見つけたきっかけ)
タウンワーク
(よかったこと)
・人が優しかった
・阪大生の理系の先輩の教育が分かりやすすぎた
・温泉に無料で入れた
(予想外だったこと)
・思った以上にメニューが多く覚えるのが大変だった。
・バイトの帰り道に人生初ちかんにあった(笑)経験のない当時は暫くトラウマだった
スイミングスクールのインストラクター
(時期)
2年生夏~3年生夏くらい
(見つけたきっかけ)
サークルの先輩の紹介
(よかったこと)
・2歳から80歳までの方とのコミュニケーションのポイントに気付く(スポーツは子供は体得、大人はある程度頭で理解することから始まると知った)
・かわいい子供が「コーチ」と懐いてくれててうれしかった。長期休暇中の短期集中後に子供もらえるお手紙はたまらなくうれしくて今も宝物
・外国語しかわからないお母さんに唯一、コミュニケーションがとれるコーチとして安心感を与えてあげられた時、ホッとした。
・またまた阪大理系の先輩の指導が分かりやすくて感動
・コーチが全体的に優しかった
(予想外だったこと)
・人が足りておらす、基本的に超長時間勤務(土日は1日で8時間くらいプールにいた)
・髪が傷みやすかった
・電話も含め保護者とのコミュニケーションが多い
・セクハラに近いことをする男性会員さんがいた(振り払うスキルを習得→インドに行ったとき、何度か役に立った)
・年配の女性会員さんに身体を大事にしないといけない時期にこんなところで身体を冷やすのは良くないからやめた方が良いと心配された
インド料理レストラン
(時期)
2年生冬くらい~卒業
(見つけたきっかけ)
1人で食べに行った時オーナーからスカウト
(良かったこと)
・家族のようにしてくれた(一人暮らし彼氏無しだったわたしにとってオーナーは最大の話し相手になってくれていた(笑))
・イベント毎を楽しんだ(ディワーリー、誕生日etc.)
・レストランがあった商店街の人たちにも可愛がってもらえた
・私がインド滞在中、同時期に帰国していたオーナーに会えた
・ヒンディー語で話せた
・まかないがいつ行っても頂けた。美味しかった。
(予想外だったこと)
・シェフとはヒンディー語で話しかければ答えてくれたし、会話するときはヒンディー語でしたが、シェフ同士ではウッタラ―カンド州のローカルのガルワーリー語で話していて思った以上に分からない単語が多かった(最初は理解できずに少しがっかりししたが後にシェフと話してそれはヒンディーではなかったと気付いた)
・土日の2時間しかシフトがなかった
・かなり親しくなってくるとアルバイト中の業務以外の事も頼まれた(ここで適度に断る力が身につきました(笑))
ハラールレストラン
(時期)
4年生冬頃~正式にはまだやめていない
(見つけたきっかけ)
一人で食べに行ったときにオーナーからスカウト
(良かったこと)
・多国籍なお客様が多く、お客さんとは英語、アルバイト同士では日本語、シェフとはヒンディー語という言語的カオスに鍛えられた
・日本一のビリヤ二をまかないで頂けた
・オーナーが国際経験豊かな方で話せば話すほど気付きがあった
・アルバイトに来ていた日本語を学ぶ学生さんたちの努力家な姿に力をもらった
・パキスタン人、ネパール人、スリランカ人、インドネシア人、日本人のメンバーが愉快だった
・デザインが素敵な店内にあったで好みのラクダの置物を誕生日に欲しいといったらその場でくれた
・アルバイトなのに社員旅行があった。(めちゃくちゃ楽しかった)
(予想外だったこと)
・箕面から心斎橋への通勤は遠すぎた(←始める前に気づけおい)
・1部のエリアのお客様は容赦なくクレームもどきを言う
・なぜかバイト中に食べさせてくれることが多く、太った(笑)
Teaching assistant
(時期)
最後の学年の夏学期
(始めたきっかけ)
先生からのお誘い
(良かったこと)
・授業前にコピーをして配布するだけで負担が少なかった
・好きな先生の授業を聴講できた
・自分の事をやりたいときは自由に作業ができた
(予想外だったこと)
・お給料に関する事務的なやりとりが全て1番遠いキャンパスでしかできなかったので少し面倒だった
・人生で初めて大量のコピーをしたけどそれほど大変ではなかった
留学生のチューター
(時期)
最後の2年間
(見つけたきっかけ)
忘れました
(良かったこと)
・留学生と話す機会が持てた
・担当した子たちの国の料理を食べさせてもらったり、服を着させてもらったりして楽しかった
(予想外だったこと)
・活動報告として毎月、留学生の指導教員の方と、事務の方に報告書を手渡ししなくてはならず、時間を合わせることが非常に難しかった、、、(報告書のオンライン化をお願いしましたが、上で決まっていることなので変えられませんと即却下された)
・チューターのなかには留学生とは会っているが事務手続きの煩わしさで継続できない人も多い
ローカル居酒屋
(時期)
最後の1年間
(見つけたきっかけ)
近所で気になって直接電話した
(良かったこと)
・経営者のご夫婦がとても良い人だった
・ローカルの常連さんたちにかわいがってもらえる
・とにかくまかないが美味しい
・イベント事が楽しい(誕生日会に忘年会etc.)
(予想外だった事)
・お客さんから飲み物や食べ物、頂いたこと
・お年玉を頂いたこと
・あるお客さんにお金の話をされたとき(笑)
スーパーの品出し
(時期)
卒業前半年くらい
(見つけたきっかけ)
友人の紹介
(良かったこと)
・朝のバイトだったので1日が有効に使えた
・必ず○○人必要みたいな感じではなかったのでシフトが柔軟でありがたかった
・人が良かった
(予想外だったこと)
・朝7時からは私には少し早かった。
・夜のヒンディー語のレッスンを受け付けながらだと生活リズムが保ちにくかった。
・緊急事態宣言の翌日の人の殺到具合に脅威を感じた(身の危険を感じるレベルでその直後、完全に辞めました)
ヒンディー語講師
(時期)
4年生の終わりころ~5年目の最初頃
(きっかけ)
Youtuber の先輩に誘っていただいたこと
(良かったこと)
ちょうど、ヒンディー語学んだけど活かし方が不明確でぼんやりしていたので自分の知識を共有できることがうれしかった
(予想外だったこと)
・その後独立して個人としてもヒンディー語クラスを持つことになったこと
・先生にヒンディー語に(柔軟な立場で)関わることを話した時、日本語教育関連のお仕事も関わるきっかけを頂くことができたこと
バイト全般を通して気づけた事
私は主にコミュニケーション重視のアルバイトが多かったです。
国や世代を超えたアルバイトで自分の中で無意識のうちにいろいろな状況の方と話すきっかけができていました。
特に一人暮らしだった私にとって定期的に会って話すアルバイト先の人との会話は貴重な時間だったように思います。
もちろん種類にもよると思いますし、どれくらい稼ぎたいという明確な目標がある人もいると思います。
私の場合1、2年生の頃は授業やサークルが忙しかったり、お金の使い道自体があまりなかった私には週3回も働ければ十分でした。出だしは週2回とかだったと思います
3年生になると私の学部は比較的時間ができてきて自然とアルバイトの時間も増えました。
休学中や最後の1年は本当に自由時間が多かったのであまり負担にならないバイトを掛け持ちでやりながら楽しんでいました。
こんな感じでそれほど負担になるほどバイトをしていたわけでもないですが一人暮らしである程度、親からの仕送りももらっていたらよほどの贅沢をしなければ海外にも行くことができました。
人によっては一つのバイトを継続する人もいてそれはそれでやりがいがあるようです。
初めてアルバイトをする新入生の方へ
アルバイト選びに迷ったり、どれくらいシフトを入れるべきか迷ったりしていませんか?
先輩の紹介などがあると安心かもしれないですが、そんな気の利いた先輩に出会うまでに少しは時間がかかると思います。
近くで興味のあるところに問い合わせるのも、タウンワークなどで条件を見ていくのも良いと思います。
そして働き始めたら他の活動に支障になるほど入れないでも大丈夫です。どうしても人手の足りていないところでは「入ってくれる?」の一言が多くなりやすく、少しでも時間があれば「入ります」と言いがちですが、そこは自分にとっての優先事項を考えてみてください。
私がいたほとんどのところは優先順位が明確な人ほどシフトを作る人からの理解も得られやすかった印象です。
そしてシフトを作る人も自分もお互いに快く働けるといいですね。
私の場合は最後の方は頻度の低いバイトと高いバイトを適度に分けながら充実して働いていました。そして私の場合、どんなに一定期間詰め込んで働いてもその後に海外に行くことが多かったので学生の年間アルバイトの上限時間(確か103時間)を気にするほどになったことはなかったです。
色々な目的でバイトは楽しむことができます。
今年はコロナでバイト探しどころではなかった人も多いかと思います。少しでもこれからの楽しみを膨らましてもらえたらうれしいです◎
近いうちにサークル編も書けたらいいなと思ってます。